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中外日報(平成22年6月29日) 防犯対策は待ったなしの状況
中外日報(平成22年6月29日)お寺と神社の防犯NOW 防犯対策は待ったなしの状況(4)
 

防犯対策は待ったなしの状況
前年比777件、7.8%増の寺社被害

今年5月に警察庁から発表された「平成21年の犯罪情勢」。この統計によると、平成21年の刑法犯認知件数は1,703,044件で、前年に比べて6.3%減少した。平成14年に戦後最多を記録して以降は減少に転じており、翌15年から7年連続の減となっている。

一方、神社仏閣の項目に目を向けると、昨年の認知件数は10,748件。総数に占める割合は0.6%余りにとどまるものの、全体が減少傾向にある中、前年比777件、7.8%の増加となった。強盗が前年に比べて2倍の10件、放火が21件などとなっており、寺社の防犯対策は待ったなしの状況といえるだろう。

こうした中、寺社で犯罪被害が相次ぐのを受けて防犯システムを導入したのが、岡山市北区の吉備津神社。県下きっての古社で、近ごろはパワースポット≠ニして県外からもたくさんの人が訪れる。防犯システムを取り入れたのも、多くの参拝者と境内の安全を維持するのが狙い。

設置したのは、24時間・365日の撮影が可能な防犯カメラシステム。境内や駐車場の様子が昼夜の別なくチェックできるようになり、とりわけ夜間の防犯態勢を強化した形だ。

この防犯システムは、同市中区のセキュリティハウス岡山(小野真司社長=総合防犯設備士)が設計・施工した。同社は昭和52年の創業で、神社仏閣についても80件超の納入実績を持つ。小野社長を含めて2人の総合防犯設備士を擁するなど豊富な経験が強みといえ、今後も安全な地域づくりの一翼を担っていく考えだ。

問い合わせは(株)セキュリティハウス・センター「SHネットワーク運営本部」=電話075(584)6600。同社の全国ネットには現在、北海道から沖縄までの133社が参加している。

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