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防犯監視カメラブログ

2013年5月15日

福岡 門扉の盗難相次ぐ 売却目的?

直方署は11日、直方市など管内の自治体で、住宅のアルミ製門扉が盗まれる被害が2月中旬以降、相次いでいると発表しました。売却などを目的とした窃盗事件として調べるとともに、盗難防止策を取るよう住民に呼びかけています。

同署によると2月15日~3月11日に報告された被害は28件計35枚。
内訳は、直方市24件、鞍手町2件、小竹町2件。いずれも深夜に盗まれ、帰宅時や玄関から外に出て被害に気づくケースがほとんどという。
被害に遭った門扉は、持ち上げると門柱から簡単に外れるものばかりでした。
観音開きの門扉2枚が盗まれた直方市の男性(71)は「朝、出たら門がなくなっていた。びっくりした」と話していた。

直方署は、同一犯による連続窃盗の可能性もあるとみて調べています。
同署は併せて、ワイヤやねじなどで門柱から外れないよう、盗難対策を施すことなどをチラシで呼びかけています。
<毎日新聞 3月12日(火)16時4分配信より>

門扉が盗まれるという事件が福岡県で相次いでいます。
持ち上げると門柱から簡単に外れるものばかりが狙われているということですが、門扉自体が盗まれる対象と考える人が少ないと思います。

屋外に存在しており、門扉自体が侵入者、泥棒の建物内、敷地内への侵入の為に存在している訳ですから、それ自体が盗まれるとは想定しにくいです。

ただ、防犯カメラや防犯センサー自体を盗むという手口も実際に発生しています。
侵入者や泥棒が侵入しようとして防犯カメラに映像が記録されたと感じ、それを壊す、もしくは盗むことによって証拠隠滅を図ろうとすることはありますが、それ自体が目的での窃盗事件はあまりありません。

門扉も同様に考えられていたかと思いますが、転売目的での手口が発生しています。
建物に入られてから働く防犯システムでは、今の犯罪者の侵入・窃盗の手口には対応できない場合が増えています。
それよりも前、つまり敷地内に足を踏み入れた時点で働く、その時点で防犯ベルやフラッシュライトで威嚇する防犯システムでのより早い段階での対応が有効なのでしょう。

2013年5月13日

秋田 神社のさい銭泥棒100円盗む

神社のさい銭を盗んだとして、秋田中央署は20日、秋田市大町6、無職の男(58)を現行犯逮捕しました。
逮捕容疑は同日午前8時56分ごろ、同市楢山の神社にあるほこらから100円硬貨を盗んだとしています。

同署は18日にも市内の男をさい銭箱を物色したとして窃盗未遂容疑で逮捕したばかり。
同署によると、そのニュースを知った女性から、同神社でもさい銭がなくなると通報があり、同署員が境内で張り込んでいたところ、男が手を合わせてから金を盗んだため逮捕しました。

男は「前にもさい銭を盗んだ」と供述しているといい、同署は余罪を追及しています。
<毎日新聞 2月21日(木)14時55分配信より>

何とも罰当たりな泥棒です。
さい銭100円を盗んだ男ですが、無職で、食べる物にも困る生活をしていたということであれば、まだ同情の余地はありますが、それにしても100円盗んでも仕方がないと思うのですが・・・。
捕まることは恐れていないのでしょう、そうでなければ100円の為に、わざわざ盗みというリスクは犯さないでしょうから。

普通は、寺社に泥棒に入ろうとは考えないものだと思いますが、最近はさい銭泥棒、仏像盗難などの犯罪が目立ちます。
犯罪被害に遭うかどうかは、事前の防犯対策の有無が影響しています。
当然ですが、防犯カメラなどが設置されている神社に、あえて侵入しようとする泥棒は少ないです。
それよりも何も対策がなされていない神社が狙われます。

狙われないための事前の防犯対策をお勧めします。

2013年5月 9日

午前11時と午後3時 泥棒に注意?

県警捜査3課と大宮東、久喜、上尾、春日部署は20日までに、窃盗と住居侵入などの疑いで、さいたま市大宮区の無職少年ら少年5人=いずれも19歳=を逮捕しました。
5人は昨年の9カ月間にさいたまや春日部市などを中心に151件の窃盗を重ね、被害総額は約6200万円に上りました。

逮捕容疑は昨年3月から12月までの間、さいたま市見沼区の民家など151カ所に侵入し、現金計約1700万円や、指輪、腕時計など約1600点(計約4500万円相当)を盗んだ疑い。

同課によると、少年たちは裏通りの2階建て住宅などを狙い、午前11時と午後3時ごろにインターホンを押して留守を確認するとドライバーで窓の施錠を破り、室内を物色。
蓮田市の民家から485万円を、宮代町の住宅からは234万円を盗んでいました。
犯行を目撃されて逃走しても、翌日に再度侵入していた。

盗んだ金を少年たちは自慢し合ったり、ブランド品購入に充てていました。
貴金属や商品券などをさいたま市や川越市の質店で売ったことから5人が浮上しました。
少年5人のうち3人は、春日部市を拠点とするギャングチーム「櫻誠會」のメンバーで、OBから盗みのノウハウを伝授されたという。県警は余罪や共犯者について調べています。
<埼玉新聞 2月20日(水)23時50分配信より>

2階建て住宅などを狙い、午前11時と午後3時ごろ、インターホンを押して留守を確認してから侵入するという手口です。
2回留守を確認しているところが慎重さを感じます。
ただ、犯行を目撃され、その場から逃走しても、翌日には再度侵入していたということですから大胆さも兼ね備えている窃盗グループです。

ギャングチームのメンバーで、OBから盗みのノウハウを伝授されているという供述から、歴代のメンバーも窃盗を繰り返していたと思われます。
そこで培われた泥棒としてのスキル・手口が後輩に伝わり、新たな犯罪が生まれているのでしょう。
このような悪い流れは断ち切らなければなりません。

アメリカのギャングというのは、映画、音楽、ニュースなどでも取り上げられることがあります。
少年らが当たり前のように銃を所持し、麻薬取引で活動資金を稼ぎ、暴行、殺人、窃盗、破壊活動など様々な犯罪を行うことが珍しくありません。
それに憧れてか、日本でもギャングというものが今後、広がる可能性もあります。

今回の窃盗グループから犯罪被害に遭わなかった家もあるでしょう。
インターホンを押したら中から人が出てきた、有人の建物は当然狙わないでしょう。
それ以外にも、番犬がいたり、常に周囲に人がいる、防犯カメラで監視している、防犯センサーで敷地・建物内を警戒しているようなところも狙われなかったはずです。
犯罪を犯すにも危険性が高まるからです。

泥棒を捕まえることができる対策・方法があればそれがベストです。
しかし、普通に考えれば、素人が泥棒を捕まえることなどできません。
証拠がないだろう、と開き直られた後の対処も難しいです。
そうなると、被害に遭わないように、狙われないように自衛の対策を行うことが次善策です。
ベストではありませんがベターな対策と言えます。

2013年5月 2日

宵空き巣犯中国人4人組逮捕 50件被害総額1千万円?

京都府警と滋賀、和歌山、兵庫各県警の合同捜査班は1日、大津市で空き巣をしたとして中国人の男4人を窃盗容疑で逮捕しました。
4人は、夕方に電灯がついていない家を狙う「宵空き巣」と呼ばれる手口を繰り返していたとみられます。

いずれも無職の男(26)、男(24)、男(25)、男(31)の各容疑者。
逮捕容疑は1月12日午後6時ごろ、大津市の男性会社員(35)方に侵入し、腕時計や商品券など7点(合計約5万円相当)を盗んだ、とされます。
男(25)は否認し、3人は容疑を認めているという。

4人は同日、京田辺市で捜査員に職務質問され、バッグにバールやドライバーなどを隠していたとして、特殊開錠用具所持禁止法違反容疑で現行犯逮捕されていました。
府警によると、昨春から今年にかけ近畿地方を中心に同様の手口で少なくとも約50件(被害額約1000万円)の被害があり、4人が関わった可能性もあるとみて調べています。
<毎日新聞 2月2日(土)14時58分配信より>

夕方に電灯がついていない家を狙う「宵空き巣」という手口です。
夕方もしくは夜に電灯がついていない家=無人というのは外から見ても、誰が見ても分かります。(その時間に寝ている人がいれば別ですが)

無人=侵入しやすい、狙いやすい家というのも泥棒の常識でしょう。
仮に破壊しにくい窓ガラスや扉、補助錠などがついていたとしても、無人ですから、その間はゆっくりと犯行を行うことができます。
泥棒が焦る条件にはなりません。

彼らは人に見つかるかもしれない、自分の犯行だと分かるかもしれない、怪しまれて顔を見られるかもしれないなど常に犯行時は緊張状態です。
少しでも犯行時間を短くし、目当ての金品が手に入れば、1秒でも早く現場から逃げ出したいというのが本音です。

無人状態、無施錠、そして防犯上無対策というのは、彼らの緊張状態を和らげる絶好のカンフル剤となります。
そのような楽をさせないのが事前の防犯対策です。

防犯対策が働けば、ベルやサイレンが鳴り、周囲に犯行を知らせます。
彼らに気持よく犯行を起こさせない、彼らの邪魔をする最も効果的な方法です。

また、防犯カメラや威嚇機器を目立つ所に設置して、犯行自体を行わせないようにすることも効果的です。
別のところを探せ!とばかりに泥棒にアピールする方法です。

何にせよ、無防備、無対策、無意識、無警戒というのがいけません。

2013年4月23日

兵庫 就寝中の女性に暴行の男逮捕

一人暮らしの女性宅に侵入し、現金を盗んで性的暴行を加えたとして、須磨署などは16日、強姦や窃盗などの容疑で神戸市長田区五位ノ池町の塗装工の男(33)を逮捕しました。
「金は盗んでいない」と容疑を一部否認しています。

逮捕容疑は昨年1月9日未明、神戸市長田区の無職女性(21)宅に侵入。
現金1万3千円などが入った財布を盗んだうえ、就寝中だった女性に性的暴行を加えたとしています。

同署によると、現場に残されていた体液などのDNA鑑定から男の関与が浮上しました。
<産経新聞 1月17日(木)7時55分配信より>

個人が巻き込まれる可能性のある最悪の犯罪とは何でしょうか。
殺人、放火、暴行、窃盗、詐欺などでしょうか。
自宅に侵入され、金品を盗まれた挙句、暴行されるというのは女性にとっては最悪の犯罪の一つと言えます。
女性の一人暮らしで、しかも就寝中に侵入されるというのは、本当に恐ろしい手口です。
何も対策をしていなければ防ぎようがない犯罪とも言えます。

だからこそ積極的な防犯対策が必要です。
窓や扉の開閉を検知するセンサー、室内の侵入者を検知するセンサー、侵入されそうな箇所に防犯カメラの設置などこれらの対策を複数組み合わせることによって、犯罪者からすれば、犯罪が起こしにくい環境となります。
このような犯罪が起こしにくい環境が自然とできる場合もあります。

住んでいる人が少なく、皆顔見知りで頻繁に声を掛け合う。
もし不審な者がいればすぐにわかる、田舎のような場所です。
防犯センサーや防犯カメラは設置されてはいませんが、犯罪者にとっては人に見られるという面で、非常に犯罪が起こしにくい環境と言えます。

しかし、一般的に都会と呼ばれるところに住んでいる人たちは、お互いの生活に干渉し合うことはありません。
隣に誰が住んでいるかもしらない人も多いでしょう。
このような場合、自分で環境を作り上げるしか手段はありません。
防犯システム防犯カメラはその手段の一つでしょう。

2013年4月18日

埼玉 証明写真機荒らし約300件 現金850万円盗まれる

川口市内の証明写真自動販売機から売上金などが盗まれた事件で、県警捜査3課と岩槻署は9日、窃盗と器物損壊容疑などで、さいたま市見沼区春岡2丁目、無職の男(32)=窃盗罪で公判中=の余罪299件を追送検しました。

同容疑者は約7カ月間に同じ会社の証明写真自動販売機ばかり297台を狙い、1都9県で犯行を重ね、現金など計約850万円相当を盗んだとみられています。

追送検容疑は昨年1月から7月にかけて、さいたま市見沼区東大宮5丁目の証明写真自動販売機で、現金約800万円を盗むなどした疑い。

同課によると、男は証明写真自動販売機を利用しているように装って、販売機内を電動ドリルやバールなどで破壊。
釣り銭や売上金を盗んでいました。

男はインターネットでこの会社の自動販売機がある郊外の大型商業施設などを検索。
偽造ナンバープレートをレンタカーに取り付け、現場まで向かっていました。
県内での98件のほか、都内や宮城、長野県などで犯行を繰り返していました。

男は「生活が苦しく、借金を返済するためにやった」と供述しているという。
<埼玉新聞 1月9日(水)23時52分配信より>

正面写真自動販売機の構造を利用し、写真を撮ろうとしているふりをして、販売機内を電動ドリルやバールで破壊し、中の現金を盗んでいたという手口です。
カーテンの内側から作業されていれば隠れて作業することもできます。
自動販売機の内側にも、違う意味でのカメラ(写真撮影用ではなく防犯カメラ)設置などの対策が必要かもしれません。

また、同じメーカーの自動販売機ばかりを狙ったというのも手口の特徴です。
インターネットで設置場所を検索し、そこを重点的にターゲットに絞っていたようです。
偽造ナンバープレートをレンタカーに取り付け、現場までの足としていたというのも本格的な犯行のように思えます。

このような犯罪者の工夫、努力、改良などをみますと、敵ながらあっぱれと感じるところもないわけではありません。
(犯罪者を称賛する訳ではありませんが)
それに対抗している我々も防犯のプロとして、犯罪手口の研究や、新たな対策の開発や提案など、日々の研鑚が必要だと感じます。

2013年4月12日

茨城 寺から現金950万円盗まれる

20日夜、茨城県笠間市の寺で窓ガラスが割られ、金庫などから現金950万円が盗まれているのが見つかりました。

20日午後10時20分頃、笠間市笠間にある寺で窓ガラスが割られたうえ、寺の金庫やブリーフケースに入っていた、現金950万円が盗まれているのを住職の男性(45)が見つけました。
盗まれた現金はすべて1万円札で、檀家からのお布施などだったということで警察は窃盗事件として捜査しています。

また、今月17日には、つくばみらい市の寺でも現金、およそ1000万円が盗まれる事件が起きていて警察は、関連を調べています。
<TBS系(JNN) 12月21日(金)13時36分配信より>

お金持ちの寺という表現はおかしいかもしれませんが、お金をたくさん置いてそうな寺は泥棒に狙われやすいかもしれません。
仏像や年代物のさい銭箱など骨とう品的な価値のものだけでなく、当然現金も狙われます。
寺の住職さんがお布施などを銀行に預けているというのはなかなかイメージが湧きにくいものです。(実際には多くの宗教法人が銀行などの金融機関を利用していると思いますが)

寺だと、現金をそのままタンスや仏壇、せいぜい金庫に保管するぐらいで、必ず建物内に置いているだろうと考える泥棒が多いのかもしれません。
今回のような高額現金の窃盗事件が続いているのも、そのように考える泥棒が存在している証拠でしょう。
寺に盗み目的で侵入するなど罰当たりめと思うかもしれませんが、犯罪者は神様の怒りを恐れるより、自分の利益を求める思いの方が強いのでしょう。

外国だと、宗教に関わらず、信仰心の篤い国民が多い国では、宗教的な施設、寺や教会、モスクなどで犯罪を犯そうとする者は少ないのではないでしょうか。
その点、正月やクリスマス、ハロウィンなど様々な宗教行事を、自分が信じている宗教とは別に祝う日本のような国では、寺だからと言って、泥棒に狙われにくいという理由にはならないのでしょう。

そうなると泥棒に狙われにくくなるように、自分で対策を行うしか自分を守ることはできません。

2013年4月 5日

防犯意識調査 防犯対策にお金を掛けている高齢者は1割未満

子どもや孫世帯と別居している60歳以上の男女で「防犯・犯罪対策」にお金を掛けている人は6%と1割未満にとどまることが錠前メーカーの美和ロックが行った調査で明らかになりました。

調査は、11月に全国の子ども・孫世帯と別居している60歳以上の男女400人を対象にインターネットで実施。
「お金を掛けているもの」を聞いたところ、最も多かったのは「子ども世帯・孫との交際費用」という回答で63%、次いで「旅行、コンサートなどのエンタメ消費」が59%、「友人との交際費用」が48%で続きます。

「お金を掛けてでも追求したい生活スタイル」を聞くと、「健康に暮らしたい」(73%)という回答に続いて、「安全・安心な暮らしを送りたい」という回答が57%と半数を超えました。

また、「生活の中で危惧していること」を質問すると、「病気・心身の健康」(77%)や「震災や火災被害」(45%)、「子や孫のこと」(41%)に比べ「空き巣や窃盗被害」と回答した人は12%と関心が薄い傾向が見られました。

また、 「現在実施している自宅の防犯対策」についての質問では、「戸締り、施錠の徹底」という回答が79.8%で最も多く、「補助錠の設置」が53.7%で上位でした。(毎日新聞デジタル)
<毎日新聞 12月12日(水)12時0分配信より>

一般的に、犯罪や防犯対策というものが身近な問題として考えられていないということがよくわかる調査結果です。
お金を掛けたいとは思わない、関心がない、という意見が多いのは、実際に犯罪に触れることがないからでしょう。

例えば、家族や近所の人など、自分に近い人が犯罪被害に遭ってしまい、それによって困った、損害を受けた、大変な思いをしたなど、具体的な体験をして実感すれば、より現実的な問題として捉えることにつながると思います。

それがないと、犯罪とはどこか遠い世界、自分が住んでいる世界とは別のところで発生していて、自分とは縁のないものだという人が多いのかもしれません。
私も防犯関係の仕事をしているからこそ、このような意見を述べていますが、もし別の仕事をしていれば、おそらく犯罪に対して真剣に考えることはなかったでしょう。
実際に被害に遭った人がいれば、不運だな、可哀想だなと思うことはあっても、それが自分の身に降りかかる問題とは考えなかったと思います。

自分や周囲の人が犯罪被害に遭わず一生を過ごすことができればそれがベストです。
防犯対策もせず、何もしていなかったけど、犯罪には遭わなかったよとなれば、本当に運が良かったということで済みます。
ただ、運任せにするだけでは根本的な解決にはなりませんし、被害に遭う可能性が減っているわけではありません。

万が一の被害に対して、お金を掛けて防犯対策を行い、自分の身を守るか。
お金は使わず、運任せにして被害に遭わないことを祈るか。
どちらを選択するかは皆さんの自由です。

2013年3月29日

昏睡(こんすい)強盗 店ぐるみで泥酔客のカード奪い現金引き出す

新宿区で10月、泥酔させた客からキャッシュカードを奪い、現金を引き出したとして、警視庁組織犯罪対策2課は10日、ナイジェリア国籍の世田谷区宇奈根1、飲食店経営の容疑者(42)や従業員ら計10人を昏睡(こんすい)強盗と窃盗容疑で逮捕したと発表しました。
同課によると、いずれも容疑を否認しています。

今年8月以降、8人の男性客が被害届(被害総額約300万円)を出しており、同課は容疑者らが06年の開店当時から同様の手口で客の金を奪っていたとみて調べています。

逮捕容疑は、10月17日午前2~4時ごろ、新宿区歌舞伎町のパブ「VEGAS(ベガス)」で、会社員の男性(33)に強度のアルコールを飲ませて昏睡状態にした後、キャッシュカードを強奪。
近くの現金自動受払機(ATM)で現金60万円を引き出したとしています。
<毎日新聞 12月11日(火)11時24分配信より>

客に強度のアルコールを飲ませ昏睡状態にした後、キャッシュカードを奪い、近くにATMで現金を引き出すという手口です。
経営者だけでなく従業員10人もグルということですから恐ろしい店です。
不思議なことが二つあります。

一つは、06年の開店当時から同様の手口を繰り返していたということですが、誰も被害を届け出なかったのでしょうか。
その場では昏睡状態になるほど酔っていたとはいえ、身に覚えのないカードによる現金引き出しがあれば、カード明細からいつどこで引き出されたかを確認することはできます。
被害者が一人ならまだ分かりますが、おそらく何十人、何百人という被害者がいたと思われます。
もっと早く手口や被害が明るみになってもおかしくなかったでしょう。
被害届が出せない理由、弱みを握られていたなどがあるのかもしれません。

もう一つは、カードを盗んだからと言って、簡単に現金を引き出せることです。
暗証番号が分からないのにどうやって引き出せたのでしょう。
暗証番号を調べられる特殊な機器を持っていたのでしょうか。

対策としては、怪しげな店には近付かないことです。
また、カードによる不正な引き出しは、調べればどこで引き出したかは分かります。
ATMがあるところには必ずといっていいほど防犯カメラがついています。
その映像から誰がいつ引き出したかも判明するでしょう。

2013年3月22日

警察寮に空き巣 途中で気付いたけど・・・もういいや!

空き巣に入って指輪などを盗んだとして、警視庁捜査3課は、窃盗容疑で、住所不定、無職の男(66)を逮捕しました。
同課によると、ベランダの窓をドライバーで割って侵入する手口で都内を中心に約100件、計約2500万円の空き巣を繰り返していたとみられます。

8月に東京都足立区の警視庁綾瀬寮であった空き巣についても関与を認め、「侵入して警察寮と気付いたが、『もういいや』と思った」などと供述しているという。

綾瀬寮では8月、綾瀬署員2人の部屋から、現金2400円や腕時計が盗まれていました。

逮捕容疑は10月12日、江戸川区の女性会社員(41)方に侵入し、指輪やハンドバッグなど時価計9万円相当を盗んだとしています。
<産経新聞 12月4日(火)15時59分配信より>

警察の寮に侵入した空き巣犯です。
侵入した後、警察の寮だと気付いたようですが、入ってしまったものはしょうがない、とあきらめたのでしょうか。
それとも、警察と言っても、仕事以外は無防備で大したことないなと感じたのかもしれません。
実際、8月に侵入し、すぐには逮捕されていません。
10月に発生した別の窃盗事件で逮捕され、その際、警察寮への空き巣の関与を認めたということです。

警察としても自分の面子を保つためにも必死だったのではないでしょうか。
寮とは言え、警察関係のところに泥棒に入られるというのは不名誉でしかありません。
世間的にも、現場の管理体制や防犯対策はどうなっていたのか、警察だから大丈夫だろうという甘えや油断はなかったのかなど、批判を浴びる可能性も充分に考えられます。

普通は警察関係と事前に分かればターゲットには選びませんが、だからこその油断があるだろうと考え、あえてターゲットにしようとするマニアックなプロの泥棒もいるかもしれません。
実際、ここは大丈夫だろう、こんなところからは侵入しないだろう、と対策を怠っていたところ、場所から侵入されることがあります。
泥棒に対する固定概念は捨てるべきでしょう。

100%完璧な対策はなく、あらゆるところが狙われる可能性があると慎重に考えるべきです。
その上で、第三者的な視点で自分のいる環境が泥棒に対して有効な策がとられているかを確認することです。
弱いところ、狙われやすそうなところ、もろいところ、無防備なところなど様々な弱点が分かるかもしれません。
自分で分からなければ、防犯のプロであるセキュリティハウスの無料防犯診断をご利用下さい。
その上で、一緒に対策を考えましょう。