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防犯監視カメラブログ
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2011年12月 7日

強盗相次ぐすき家、防犯対策の強化は不要?

2011年に入り、63件の強盗被害に遭っている牛丼チェーン店「すき家」。
犯罪者のターゲットになっている実態が浮き彫りになりました。

強盗が相次ぎ、対策が急がれるすき家。
すき家は、過去に強盗の被害に遭った店で、警察官が強盗に扮(ふん)するなどして模擬訓練を実施しました。
しかし、そうした訓練や警察による全国一斉抜き打ち調査が行われる中、東京・国分寺市のすき家に26日朝早く、強盗が入り、現金5万5,000円を強奪して逃走しました。

後を絶たないすき家を狙った強盗事件。
2011年9月までに全国で起きた牛丼店での強盗事件71件のうち、およそ9割にあたる63件がすき家で発生していました。
被害総額は、すき家の牛丼並盛(280円)2万3,428杯分の、およそ656万円にのぼっています。

こうした事態に、現在もすき家で深夜にアルバイトをしているという男性が本音を明かしました。
深夜に1人でアルバイトをしている男性は「午後11時から朝までは1人(勤務)です。すぐに辞めようというのはないですが、このまま深夜にずっと1人で、もし何かあったら怖いなというのがあるし、家族も心配しているので。これから考えていかないとと思っています」と語りました。

2011年3月、京都市のすき家で強盗をはたらいたとして、10月5日に逮捕された元同志社大生の男(25)は、調べに対し、「金を借りていたヤミ金業者に、『すき家は強盗しやすい。強盗をして金を返せ』と言われた」と、ヤミ金融業者の言葉が引き金だったと供述しています。

さらに、2011年8月、東京・小平市のすき家でおよそ30万円を強奪したとして、26日に逮捕された33歳の男は、「すき家では事件が頻発しており、強盗しやすいとインターネットで知った」と供述しているという。

すき家が狙われる理由として、警察庁は「通常、夜間に店員が1人で勤務している」、「レジが出入り口に近い」ことなどを挙げ、防犯対策の強化を要請しました。
しかし、すき家を運営するゼンショーホールディングスが、「経営を度外視してまで防犯に取り組む必要はあるのか」と、警察庁関係者に発言したと一部の報道機関が伝えました。

これについて、ゼンショー側に聞くと、「そのような発言の事実はなく、当社からのご説明が、そのような趣旨に受け止められ、極めて遺憾です」としたうえで、2012年3月末までに全店舗を目標に、深夜の時間帯の複数勤務体制を確立するなどして、被害の撲滅に努めるとコメントしました。
<フジテレビ系(FNN)10月27日(木)17時27分配信より>

すき家で強盗が多発していることは、当ブログでも紹介したことがありました。
吉野家、松屋など他の競合他社と比較しても明らかに強盗事件が多いというデータでした。
様々なメディアで報道されたことも影響した可能性もありますが、その後も強盗多発のニュースを何度か目にしました。

風評被害のように噂が噂を呼んで、多くの人がすき家は強盗しやすいという印象を持ってしまったのかもしれません。
このことが実際とは異なるとしても、決して好ましい事態ではありません。
強盗しやすい飲食店、利用客の立場からみても、危険で良い印象は持たないでしょう。
防犯対策に力を入れていないというもの企業としてはマイナスイメージです。

また、被害総額は、すき家の牛丼並盛(280円)2万3,428杯分の、およそ656万円にのぼっているという文面があります。
656万円という金額が、それを稼ぐには2万3千杯以上の牛丼を売らなければならないというのは途方もない数字ですし、それだけ重みがあるということです。

牛丼チェーン店の強盗被害だけでなく、小売店舗での万引き被害にも同じようなことが言えます。
万引きで盗まれた商品の被害総額分を稼ごうと思ったら、どれだけの商品を売らなければならないかということです。
これらが全て企業の損失となります。
これを放置しておくのは企業の経営状態にも悪影響を及ぼすことも充分考えられます。
早急に対策を講じ、改善しなければ危険です。

投稿者: 総合防犯設備士 (2011年12月 7日 15:31)

2011年12月 6日

千葉 消防用ホースのノズル盗まれる

富津市内で道路脇に設置された消火栓格納箱から消火活動用ホース先端の金属製ノズルを盗んだとして、富津署は1日、窃盗容疑で、地元消防団員で水道設備業の男(29)を逮捕しました。

同署によると、男は「ギャンブルの借金返済のために売ろうとして盗んだ」と容疑を認めています。
同市内では他にも55カ所で同様の被害があり、同署は関連を調べています。

逮捕容疑は6月6日から7月9日にかけ、同市内2カ所の消火栓格納箱からホースのノズル2個(計2万円相当)を盗んだとしています。
<産経新聞11月2日(水)9時2分配信より>

最初からどこに売ろうかと考えての犯行かは不明です。
とりあえず何でも盗める物は盗み、それから転売しようという衝動的な犯行もあるでしょう。

何が狙われるか分かりません。
こんな物が盗まれるのか、という物が盗まれる時代です。

一般住宅でも同じです。
我が家には盗まれるような物はない、と考える人もいるでしょう。

しかし、この夏大流行したエアコンの室外機泥棒。
少し前ならあまり考えなかった手口ではないでしょうか。

屋外に(どちらかと言うと)無防備に置いているだけの室外機、これを金属回収業者とかに転売しようと最初に考えた泥棒はすごいですね。
中古の金属の塊ですし、床に固定されているものもあるでしょうから、盗む手間と時間、得られる対価を考えると、割に合わない犯行として、頭から除外してしまいがちです。

しかし、どこの家庭でも無防備で、一度盗む手口が成功したら、別の家庭でも使えるということなのか、また、思う以上に金属の価値があるなどの理由から頻発しました。
これらの着眼点には驚かされます。

被害に遭う可能性のある我々としても、自分の周りは平和だから、被害とは無縁だという根拠のない自信は持たず、常に犯罪情報にはアンテナを張り、自ら対策を講じるべきです。
そうしなければ自分の身は守れない時代であるということです。

投稿者: 総合防犯設備士 (2011年12月 6日 17:55)

2011年12月 5日

民家侵入3人組 1年間で154件、被害総額3千万円

民家に侵入し盗みを繰り返していたとして、県警捜査3課は1日、千葉市緑区おゆみ野6、無職の男(31)と同区誉田町1、同、無職の男(21)=ともに窃盗罪などで起訴=を窃盗容疑で千葉地検に追送検しました。

追送検容疑は、5月31日夜~6月1日朝、茂原市内の民家に侵入し、手提げバッグ(時価1000円相当)を盗んだとしています。

捜査3課によると、2人は別の窃盗容疑で8月に逮捕された中央区南生実町、無職の男(22)=窃盗罪で起訴=と3人で、10年7月~今年6月に千葉市や茂原市などの民家に侵入し、現金や貴金属などの盗みを繰り返していました。
これまでに154件、総額約3000万円の被害が確認されています。
<毎日新聞11月2日(水)11時7分配信より>

役割分担した泥棒の犯行というのは非常に捕まえにくいのでしょう。
約1年間で154件、被害総額3000万円という犯行の後、ようやく逮捕された3人組のニュースです。

この事件に限らず、泥棒を捕まえると言うことが簡単ではないということです。
捕まえることができても、何度も犯行を行った後にようやくというのが珍しくありません。
警察による検挙率の低下と共に、泥棒の犯行手口の巧妙化、犯行の複数人化、外国人窃盗団による凶悪化なども要因でしょう。

泥棒の被害に遭う、警察に捕まえてもらい、盗んだ品やお金が手元に戻ってくる、という構図を期待するのは無理があります。
一度盗まれた物は手元には戻らないと考えた方が無難です。
ただ、被害に遭ったら仕方がない、不運だったと考えるのはあまりにも受け身です。

それよりも積極的に、防犯対策を行い、自らの身は自分で守るべきでしょう。
後悔しない為の事前の防犯対策です。

投稿者: 総合防犯設備士 (2011年12月 5日 19:19)

2011年12月 2日

千葉 事務所から現金2500万円盗まれる

25日未明、千葉市花見川区で、配送会社事務所の金庫から現金およそ2500万円などがなくなっているのが見つかりました。
警察は窃盗事件として捜査しています。

25日午前3時45分ごろ、花見川区幕張本郷にある2階建てビルで、「不審な物音がする」と隣りのアパートの住民から110番通報がありました。

警察官が駆けつけて調べたところ、2階の配送会社事務所の耐火金庫が壊され、中にあった現金およそ2500万円などがなくなっているのが見つかりました。

警察によりますと、耐火金庫はドリルのようなもので壊された跡があり、2階の窓は鍵がかかっていなかったということです。
警察は何者かがはしごなどを使い、2階の窓から侵入したとみて、窃盗事件として捜査しています。
<TBS系(JNN)10月25日(火)18時1分配信より>

2階建てビルの2階窓にはしごなどから侵入するという手口です。
あえて2階から侵入するというのは、1階はシャッターや扉などで守られており、2階の方が窓ガラスのみということで侵入しやすいということでしょうか。
確かに泥棒がはしごを持参して侵入するというのはあまり想像できません。(はしごの長さにもよりますが、目立ちますし、もし逃走する場合邪魔ですから)

実際は2階の窓は鍵すらかかっていなかったということですから、侵入箇所として選んだのは大正解だったということです。
さらに耐火金庫の中身は、現金2500万円!ですから、危険度を考えると、かなり割りの良いターゲットとなります。
犯行への唯一の障害は、結果的には金庫だけだったということですが、金庫だけに2500万円を守らせるという方法が良いとはとても思えません。

ドリルのようなもので壊されたとありますが、どれだけ手間と時間がかかったかは分かりませんが、実際突破され、大金が盗まれてしまったという結果を見ると、金庫だけでは対策としては不充分、頼り切るのは心配、ということになります。
2500万円もの大金を一時的とは言え、置いておかないことに越したことはありませんが、どうしてもそうしなければならないのであれば、相応の対策が必要です。
盗まれた時に、しまった!だけでは済まされない重要な問題です。
後悔しないように、平常時から効果的な防犯対策を考えるべきです。

投稿者: 総合防犯設備士 (2011年12月 2日 18:36)

2011年11月30日

高級住宅街荒らしの2人組逮捕

東京都や神奈川県の高級住宅街ばかりを狙って空き巣を繰り返していたとして、警視庁は無職の男2人を窃盗などの疑いで逮捕しました。

逮捕されたのは、いずれも無職の男(56)と男(39)。
警視庁によると、2人は今年9月、東京・町田市の民家に侵入し、現金や商品券など計約54万円相当を盗んだ疑いが持たれています。
警視庁の調べに対し、2人は「やってない」と容疑を否認しているという。

警視庁によると、2人は東京・港区や横浜市などの高級住宅街でインターホンを押して誰もいないことを確認してからバールや石で窓を割り、空き巣に入っていたという。
警視庁は、2人が今年7月から約50件の空き巣を繰り返し、約740万円相当を盗んだとみて調べています。
<日本テレビ系(NNN)10月25日(火)16時3分配信より>

狙いをつけられた家というのは、外観から見て、おそらく何の防犯対策もしていない家ばかりではないでしょうか。
その上で、インターホンを押して、無人状態を確認してから侵入する、建物内に侵入することができれば犯行は成功したも同然です。
扉や窓の施錠だけでは、侵入者に対してはあまりにも弱い対策でしょう。

もし、インターホンを押す前のターゲットを探している段階で、防犯カメラや防犯システムが設置されていることが明らかな家は狙わなかったでしょう。
誰だって捕まりたくないですから、そのような危険を犯しての犯行は行いません。
それよりもっと無防備な家はいくらでもあるからです。

この時に事前に行った防犯対策で、犯行対象から外れることを抑止力(その場での犯行をあきらめさせる)が働くと言います。
この効果を期待して事前に防犯対策を行うことを推奨しています。

投稿者: 総合防犯設備士 (2011年11月30日 19:27)

2011年11月29日

大阪 勤務先の病院から薬600万円分盗む

勤務先の病院から薬品を盗んだとして、南堺署は21日、堺市中区深井清水町、薬剤師の男(54)=窃盗罪で起訴=を窃盗容疑で逮捕、堺区検に送検したと発表しました。

送検容疑は今年5月から7月にかけ、同市南区の近畿大医学部堺病院の倉庫から高血圧治療薬などの薬品計58箱(600万円相当)を盗んだとしています。

今年7月、倉庫から持ち出された薬品の記録と処方された薬品の記録などが合わないことから発覚。
病院が被害届を出していました。
男は同病院の薬剤部技術科長でしたが、19日付で懲戒解雇されました。

盗んだ薬は業者に約400万円で売り、得た金をパチンコなどに使っていたという。
男は「4月からやっていた。遊ぶ金が欲しかった」と容疑を認めており、同署は余罪を追及しています。

病院長は同日会見し、「患者や地域社会の皆様に深くおわびする」と謝罪。
倉庫への防犯カメラ設置などの再発防止策実施を明らかにしました。
<毎日新聞10月22日(土)13時34分配信より>

勤務先の病院から薬品600万円分を盗み、業者に転売し400万円を得ていた薬剤師の男が逮捕されました。
倉庫から持ち出された薬品と処分された薬品の記録が合わないことから犯行が発覚しました。
58箱分の薬品ということですから相当な量です。
いずれ誰かが不審に感じて、犯行が発覚することになったと思われます。

病院長が再犯防止の為に倉庫への防犯カメラ設置を実施することを発表していますが、やはり人の目による監視には限界があります。
常に24時間監視することはできません。(複数の警備員を交代で見張らせることは可能ですが、人件費がかかった仕方がありません)
機械である防犯カメラによる監視の方がより効果的でしょう。

導入の為の初期コストや配線を切断される可能性、死角がある、など問題がない訳ではありませんが、複数のカメラによって重要な箇所を監視することは非常に効果的だと思います。

特に人の目を気にする犯罪に対しては、より効果を発揮するでしょう。
従業員や出入り業者などのいわゆる内部犯行と呼ばれる犯罪は、この防犯カメラ設置によってかなり強力な抑止力となるのではないでしょうか。
見られても構わない(危険は承知)という犯罪者に対しては、また別の対策が必要となります。

投稿者: 総合防犯設備士 (2011年11月29日 18:03)

2011年11月28日

仏像盗難 取引価格高騰、さらに需要が・・・

仏像持ち去りが増加する背景には、ブームを背景にした取引価格の高騰があるとみられています。
貴重な仏像が海外に流出する事例も少なくなく、関係者は危惧しています。

盗品の売買は正規ルートでは行えないため、取引に暴力団関係者の関与が疑われています。
専門に扱う業者は「仏像ブローカー」と呼ばれ、特定されやすい国宝や重文よりも、文化財に指定されていない仏像を選ぶ傾向にあり、滋賀県内で盗難された仏像でも大半が文化財の指定がありませんでした。

滋賀県では県暴力団排除条例が8月から施行され、暴力団関係者の資金集めの制限が広がったため、県警は暴力団関係者が仏像の売買を新たな資金源とする動きが増えるとみて警戒を強めています。

県警幹部は「暴力団は金になることにはめざとい。仏像を海外に転売する裏のルートに暴力団関係者が絡んでいる可能性が高い」と話します。
<産経新聞10月20日(木)0時15分配信より>

仏像の盗難による数の減少、それによる取引価格の高騰、さらに盗難が増え、さらに価格が上がるという悪循環が繰り返されます。

仏像というものは新しいものが次々に生まれる訳ではないと思いますので、取引される場合、現存の仏像が対象となります。
仮に新しいものが生まれたとしても、おそらく古いもの程価値があるでしょうから、あまり需要がある(価値が高い)とは言えないのでしょう。

絵画や骨とう品などと同様に、かなり特殊なものです。
このような価値が分かりにくく、場合によっては非常に高額なものは、保険の対象とすることができない場合が多いようです。

犯罪者に狙われる危険性が高く、また、コレクター(収集家)の間では非常に価値が高いが、一般的にはそうでもないという曖昧なものは、保険業界では敬遠されます。(保険の引き受けを嫌がります)

そうなると、万が一盗まれたり、被害に遭った場合は、自分で何とかするしかなくなります。

無防備なまま家に置いておくというのは危険です。
扉の施錠や金庫への保管だけでは防犯対策が充分とは言えません。
防犯カメラや防犯システムなど本格的な防犯対策も併用すべきです。

保管しているものの価値に合わせて対策も変えるべきです。
数百万円もの価値がある仏像を置いている寺が無対策というのはあまりにも危険です。
相応の費用や手間を掛けた防犯対策をすべきです。

投稿者: 総合防犯設備士 (2011年11月28日 16:11)

2011年11月26日

千葉 コインランドリーから下着窃盗 犯人自宅に500点

千葉県木更津市のコインランドリーで今年8月、洗濯中だった女性の下着など28点を盗んだとして、木更津市のとび職の男(33)が窃盗の疑いで逮捕され、自宅から女性用の下着などおよそ500点が押収されました。

逮捕された容疑について、男は「何回もやっているので、どの件か覚えていない」と供述しているということです。

木更津市内では夏ごろからコインランドリーを狙った下着などの窃盗被害が14~15件発生していて、警察が防犯カメラの映像から男を割り出したということです。
<TBS系(JNN)10月19日(水)19時38分配信より>

コインランドリーは24時間営業のところも含めてほとんどが無人状態になることがあります。
下着だけでなく、両替機や料金を入れる機械など、現金が無防備(機械の中に入っているとは言え)な状態で置いておくということです。
そこに防犯カメラなどの防犯対策が何もなければ、泥棒にとっては非常に犯行が行いやすい場所ということになります。
利用客がいなければ、誰にも見られず犯行が行える、店内には自由に出入りできて障害はないということはまさに天国です。
このような状態を放置してはいけません。

防犯カメラによる映像の記録と監視は必須の対策で、さらに両替機を破壊しようとして開けると発報するセンサーを設置するなど複数の防犯対策を併用するべきです。
無人状態というそれだけで、泥棒にとってはやりやすい環境になりますから、防犯カメラ+センサーの対策が導入されていても被害に遭う可能性は、他の業種や業態に比べると高いと言えるかもしれません。

投稿者: 総合防犯設備士 (2011年11月26日 15:23)

2011年11月25日

鋼鉄製橋げた盗難 60トン3500万円相当

東京都が管理する品川区内の工事現場で鋼鉄製の橋げた(3500万円相当)が盗まれた事件で、警視庁荏原署は窃盗の疑いで、川崎市幸区南幸町、土木作業員の男(51)を逮捕しました。
同署によると、男は「生活苦と数百万円の借金の返済のために売った」と容疑を認めています。

逮捕容疑は6月13日と26日、品川区豊町の工事現場で都が所有する鋼鉄製橋げた9本と鉄骨など500点(計3600万円相当)を盗んだとしています。

同署によると、男は昨年、この工事現場で作業員として働いており、今年6月上旬、工事が止まっていた無人の現場に橋げたが置かれているのを発見。
金属リサイクル業者に「給料の代わりに使わなくなった資材をやるといわれた」などと嘘をついて145万円で買い取らせました。
リサイクル業者は産廃運搬業者に依頼して、現場から運び出しました。

都によると、橋げたは呑川新橋(大田区)に架ける予定だったもので、長さ約29メートル、幅約5・6メートル。
9分割した状態で保管されており、総重量は約60トンありました。

7月に都が被害を発表し、報道を見た運搬業者の運転手が同署に通報、男の関与が浮上しました。
<産経新聞10月19日(水)14時4分配信より>

60トンもの鋼鉄製橋げたが盗まれてしまうということに驚きます。
普通に考えると運び出すことが困難なものですから、まさか盗まれるとは・・・、という感じでしょう。

今回の事件では、巧みに金属リサイクル業者をだまし、産廃運搬業者を使って現場から運び出しました。
報道を見た運搬業者が不審に思い、警察に通報して犯行が発覚したのですが、もし、リサイクル業者、産廃業者もグルだったとしたら、恐ろしい話です。

3500万円価値のある橋げたを145万円で買い取った金属リサイクル業者。
金属の価値や価格変動に関して詳しくないのですが、単純に半額の1750万円で別のお客さんに転売すると考えると、ものすごい儲けになります。
このように考えると、盗品と知りながら買い取り、それを他に転売する犯罪業者が存在することが分かります。(今回は違いました)

この悪い買取と転売の流れを断ち切らなければ、このような手口の犯罪は無くならないでしょう。
現場は無人になり、電気が通っていない場所もありますので、防犯システム設置など設備による防犯対策は難しい場合が多いと思います。

投稿者: 総合防犯設備士 (2011年11月25日 10:04)

2011年11月24日

狙われるエアコン室外機盗難 福岡で多発

エアコンの室外機の盗難が九州や山口、沖縄県で多発し、今年に入って少なくとも920台以上に上ることが、各県警への取材でわかりました。

室外機の羽根(ファン)や管に使われている銅やアルミニウムの価格が、建設ラッシュの続く中国やインドの需要増に伴って上昇傾向にあり、リサイクルショップや金属回収業者に持ち込まれて換金された可能性が高いということです。
警察では、流通の阻止に向け、リサイクル業界に協力を呼びかける方針です。

九州や山口、沖縄の各県警によると、1~9月の室外機の盗難は、集計していない福岡を除くと、佐賀が213台(昨年1年間195台)で最も多く、鹿児島で少なくとも44台(同30台以上)、長崎40台(同80台)と続きます。

福岡について各署に問い合わせたところ、少なくとも506台が盗まれており、九州、山口、沖縄の合計は920台以上でした。

「この夏は扇風機で乗り切ったが、悔しくてならない」。
8月に福岡県飯塚市内の勤務先の営農組合で被害に遭った男性(62)はため息をつきます。

県警飯塚署によると、今年、公民館や集会所、民家などで80台以上がペンチなどの工具で配管を切断されて盗まれました。
管理人が常駐していない施設が4割を占めているという。

先の営農組合から室外機を盗んだとして窃盗容疑で逮捕した無職の男(56)は、廃品回収業者を装って軽トラックで運び出したといい、「簡単に換金できるので繰り返しやった」と供述しているという。
<読売新聞10月17日(月)15時31分配信より>

今年の夏は室外機盗難が多発していると、このブログでも何度か紹介しましたが、読売新聞の調べによると、各都道府県ごと(主に九州)の発生件数が出ています。

今年(9月まで)の室外機盗難数(各県警・読売新聞調べ)
福岡・・・506台以上
佐賀・・・213台
熊本・・・72台
鹿児島・・・44台以上
長崎・・・40台
沖縄・・・25台以上
宮崎・・・13台
大分・・・6台
山口・・・数台

福岡が明らかに狙われていることが分かります。
同一犯が荒稼ぎした可能性もありますが、他と比べるとダントツの数字です。
それでは福岡以外、九州以外が安全かというとそうではありません。
このような手口は、類似のものや模倣した犯罪が、別の離れた地域で、少し時間を置いて多発することがあります。
その地域ではあらかたやりつくしたので別に移動する場合やその手口はいい、と感じた別の犯罪者が他の地域で試すという場合など様々でしょう。

多発する地域では徐々に対策と傾向が分かってきます。
そうなると犯行は行いにくくなってきます。
ただ、それが適用されていない地域ではまた別の話です。
対策が行われるまで時間がかかりますから、その間に稼ごうという考えでしょうか。

これは国境を越えて起こり得ることです。
例えば、韓国内や中国内で犯罪を犯した犯人(多くの場合が組織ぐるみの犯罪集団)が、その国ではそれ以上の犯行が難しいと判断すると、外国に出稼ぎに行き、その国で犯行を行うというケースです。
国が違えば、その手口に対する対策も異なりますので、すぐには対応できないと考えるのでしょう。
他の地域、他の国の犯罪と言っても、それが自分の住んでいる地域、国に流れてくる危険性は常にあります。
最新の犯罪情報

投稿者: 総合防犯設備士 (2011年11月24日 17:30)