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防犯監視カメラブログ

2012年2月29日

スリの女 追いかけてこない高齢女性狙う

買い物中の高齢女性を狙い、多額の現金が入った手提げかばんをすったとして、窃盗容疑で東京都内の主婦が警視庁に逮捕されていたことが2日、捜査関係者への取材で分かりました。
大井署などの調べに、容疑を認め「パチンコなどの遊興費が欲しかった。他にも20件ぐらいやった」と供述しており、裏付けを進めます。

逮捕されたのは、品川区東大井の主婦(47)。
逮捕容疑は、昨年11月29日午前、同区内のスーパーで、70代の会社役員の女性が買い物カートにかけていた、現金約26万円などが入った手提げかばんを盗んだとしています。

捜査関係者によると、容疑者は昨年9月ごろから、同区内のスーパーなどで、同じ手口の犯行を重ねたとみられ、「盗まれても追いかけてこない高齢の女性を狙った」と供述。
被害者が品物を見るために脇を向いたすきに、バッグなどを盗み去っていたという。

防犯カメラの画像などから、容疑者の関与が浮上。
警視庁は容疑の裏付けを進め、2日に逮捕しました。
<産経新聞2月3日(金)13時16分配信より>

今回は犯罪を事前に防ぐことはできませんでしたが、防犯カメラの映像から犯人逮捕につながりました。
もっと慎重に犯行を行う犯罪者であれば、防犯カメラがついているところは敬遠します。
犯罪者のタイプ、手口にもよりますが、多くの場合、防犯カメラが犯罪を未然に防ぐ、犯行を思い留まらせる効果があります。
また、事件発覚後、記録している映像を基に、犯人逮捕もしくは犯人につながる何らかの有力な手掛かりを得ることに効果があります。

今回の犯人は、パチンコ代欲しさに犯行を行った、どちらかと言うと素人の犯罪者と言えます。
事前に犯行現場を下見するような泥棒、複数で役割分担して自分たちが捕まることを避けようとする犯罪者に対しては、より効果を発揮します。

防犯カメラを設置するのは効果がありますが、より効果を発揮させるために、取り付け位置や映すエリア、角度なども工夫が必要です。
犯罪者に簡単に死角がどこかをつかまれてしまうような場合は、狙われそうな肝心の箇所の映像が映っていなければ、せっかくの防犯カメラが充分に働きません。
この辺りも充分に考慮し、最大限の効果を発揮するように設計するのが防犯のプロである防犯設備士・総合防犯設備士です。

2012年2月28日

事務所荒らしの男逮捕 8年半で被害1億円
事務所荒らしを繰り返したとして、大阪府警捜査3課は2日、窃盗容疑などで大阪市天王寺区生玉前町、韓国籍の無職の男(50)=常習特殊窃盗罪などで公判中=を逮捕し、送検したと発表しました。
同課によると、容疑を認め、「生活費や株取引に使った」と供述。
約8年半の間に大阪府と兵庫県内の会社や病院、学校などに忍び込み窃盗を重ねており、被害総額は約1億円。 
<時事通信2月2日(木)17時31分配信より>

大阪府、兵庫県で8年半の間に、約1億円に上る被害額の窃盗を繰り返していた男が逮捕されました。
詳しい情報は不明ですが、逮捕後、侵入手口や逃走方法など具体的な情報が明らかになれば、今後の防犯対策の参考になるのではないでしょうか。
犯罪者間でやりとりされている有益な情報、つまり我々被害者になり得る側からすれば不利な情報を、逮捕後、犯人から引き出すことで、別の犯罪者、その手口そのものをせん滅することにもつながるのではないでしょうか。

アメリカでは、犯罪者との司法取引というものが行われることがあります。
犯罪者側の一つの切り札とも言えますが、自分の刑を減軽、もしくは無罪にしてもらう代わりに、警察やFBIなどが欲しがる有益な情報、つまり別の犯罪者の情報(手口や潜伏先、盗品の隠し場所やテロの起こる日時や具体的な方法)などを与えるのです。
別の犯罪者側から見れば、裏切り行為とも言えますが、自分の身を守る為に行われる自己防衛手段です。

捕まえる側から見ても、単にその犯罪者を捕まえ、刑務所に収監するよりも、さらに別の犯罪者、より重大な犯罪を犯した者を捕まられることにつながれば得だと考えるのでしょう。
結局はお互いに有益な取引が成立するということになります。

より重大な犯罪を犯した者は司法取引の重要性を認識しています。
逮捕されても、まず司法取引を求めます。
相手がそれを求めてくることを知っているのです。

日本ではこのような犯罪者との取引が頻繁に行われることはないでしょう。(おそらく)
しかし、広い意味で考えると、別の多くの犯罪者を捕まえる為には、今目の前に居る犯罪者を利用して情報を引き出すことも必要だという考えも必要ではないでしょうか。
被害者にしてみれば許されないことかもしれませんが、犯罪件数を減少させるには必要な措置とも言えるかもしれません。

2012年2月27日

万引き犯の逃走車両に飛び乗る店員
性店員(59)の機転で、男2人は身柄を確保されました。

阿久根署によると、男2人が軽自動車に乗って逃走しようとしたところ、店員はとっさに車のボンネットの上に飛び乗りました。
20~30メートル走ったところで振り落とされましたが、覚えていた車のナンバーを警察に通報。
店員は手や足に軽いけがを負ったという。

軽乗用車は約3キロ先でパトカーが発見しました。
同署は男2人から事情を聴いており、容疑が固まり次第逮捕する方針。
<毎日新聞1月30日(月)14時49分配信より>

とても勇敢ですが、一歩間違えれば非常に危険な行動です。
漫画18冊を盗み、店外に逃走した男2人を追いかけ、その車のボンネットの上に飛び乗った女性店員の行動です。
20~30メートル走ったところで振り落とされ、軽傷で済んだということですが、最悪の場合はそのまま車にひかれたり、どこかにぶつかり大けがをする可能性もありました。
逃げられたものの車のナンバーを覚えていたため、それがもとで犯人逮捕につながったのですから、結果的には大成功でした。

しかし、このように人間が体を張って犯人逮捕、逃走車両のナンバーを調べる必要はありません。
例えば店内に防犯カメラが設置され、映像を記録していれば、犯人の映像が苦労せずに手に入ります。
人間の代わりを防犯カメラがしてくれるという訳です。

2012年2月24日

奈良 古新聞盗多発 回収業者の犯行?

◇市民に「協力を」
大和高田市が資源ごみとして月2回単独で収集している古新聞の量が、スタート時の07年度をピークに約4割も激減しています。
市クリーンセンターは、回収場所から盗み取る違法行為が大きな要因とみて、監視やパトロールを強化。
高田署も協力して取り締まりをしていんますが、有効な手立てが見つからない状況ということです。

大和高田市は06年4月、家庭ごみ処理の有料制を導入し、ごみの分別徹底と減量化に取り組んでいます。
古新聞は当初、紙類として収集していましたが、07年度から独立させました。

クリーンセンターによると、07年度は762トンを収集したものの、08年度610トン、09年度571トン、10年度455トンと少しずつ減少。
11年度も12月末時点で前年度同期比で約92トン減りました。

古新聞をリサイクル業者に売る際の単価が変動するため、単純には比較できませんが、新聞回収に伴う市の10年度の収入は07年度と比べ、約380万円減っているという。

市の廃棄物の減量化、資源化及び適正処理に関する条例では、「資源ごみの所有権は市に帰属する」とし、「市が指定する者以外、資源ごみを収集または運搬してはならない」と定めており、収集場所からの無断持ち出しは窃盗罪になります。

同センターなどによると、パトロールを強化した10年12月ごろ、回収場所から軽トラックで古新聞を盗み取った男が検挙されるなどしたが、違法行為は後を絶ちません。

同センターは「『新聞・雑誌・段ボール』は 後ほど収集いたします。このまま出しておいて下さい」などと書かれたシール(縦6・5センチ、横17・5センチ)を回収場所で張る対策を講じています。
また、月2回の収集日のうち、「収集時間帯が早くなり、盗み取り防止が期待できる」と、他の家庭ごみの収集日と重ならない水曜日に出すことを、市の広報誌などを通じて市民に呼び掛けています。

生田啓和・クリーンセンター長は「今後も監視を強めていくが、市の貴重な収入源となっており、市民の方々の協力をお願いしたい」と話しています。
<毎日新聞1月22日(日)14時41分配信より>

昔からあったのでしょうか?今は一見不要、ごみだと思うような物が一部の人たちには価値がある物となります。
産廃業者や回収業者が非常に増えているように思います。
ほとんどの業者がきちんと資格や免許があり、まっとうな商売をしているのだと思いますが、一部の悪質な業者、というより犯罪者が、不法・不当に盗みを行い、不法投棄を行うなどの犯罪を行っています。
そのことでずいぶんイメージダウン、迷惑を被っている業者もあるのではないでしょうか。

例えば、回収場所に置いてある物、それをそのまま盗めば、仕入値がゼロ、しかも普通はゴミですから、盗まれようが処分されようが、元の所有者(ゴミとして捨てた時点で、所有権は回収業者に移るのかどうか分かりませんが)にとってはどちらでもよいことです。
知らないうちに無くなっていても誰も警察に被害届は出さないでしょう。
そのことを巧みに利用した手口と言えます。

不法投棄防止も含めて、勝手に持ち出さない、捨てさせない為の対策として防犯カメラの設置が効果的でしょう。
常に映像を記録していることを強調し、何か犯罪行為があればそのことが映像として記録されることを示せば、犯罪者にとっては犯行を行いにくい環境となります。
そのことで犯行を思い留まらせる抑止力となりうるのです。
自分が逮捕されるかもしれない危険性を犯すよりも、きっと別の場所を探す方を選ぶでしょう。
これが事前の防犯対策の効果です。

2012年2月23日

千葉 振り込め詐欺が激増757件、被害約17億

県内各署の署長や県警本部の幹部を集めた今年初の署長会議が17日、千葉市中央区の県警本部で開かれました。
鎌田聡本部長は、昨年被害が激増した振り込め詐欺事件に対する取り締まり強化を最重要課題に掲げ、「県民の体感治安向上のため組織一丸となってほしい」と呼びかけました。

昨年、県内では振り込め詐欺の発生件数が757件に上り、一昨年に比べ激増しました。
キャッシュカードをだまし取られ、現金を引き出される窃盗被害額まで含めると、実質的被害額は約16億8000万円に上っています。

訓示で、鎌田本部長は「自治体と連携し高齢者の心に訴える啓発活動の推進や金融機関との連携強化を行う。集中取り締まり体制の早期確立など、抑止と検挙の両輪で振り込め撲滅に取り組んでほしい」と述べました。
<毎日新聞1月18日(水)11時29分配信より>

全国的には一時のピークを過ぎ、件数としては減少していると感じていました。
千葉県では件数として増加しているようです。
1件当たりの被害額は平均200万円以上という計算になりますから、泥棒などの被害に比べてもかなり高い金額だと思います。
その他の犯罪件数も含め、件数としては減っているものの、手口がより巧妙化し、1件当たりの被害額は増えているかもしれません。
万が一の被害に備えて、事前に対策を講じる、日頃から危機意識、防犯意識を強く持つことが重要です。

詐欺というのは、自分は用心深いから大丈夫、だまされることはない、と日頃から強く考えている人もだまされることがあります。
犯罪者の巧みな話術や突然の事態に、混乱して正常の判断ができなくなる、またはできなくなるように追い込むという手口もあるのでしょう。

お金を要求されれば怪しいと考え、自分だけでなく警察などに相談することを心がけましょう。
例えば、誰かが怪我をした、怪我をさせてしまったのですぐにお金が必要だという振り込め詐欺の手口がありますが、現実的に病院側や被害者の方がすぐに現金を要求する、必要になるということは少ないでしょう。
手術費用や入院費用などは退院後、支払うのが普通です。
この普通の判断ができなくなるのが詐欺の特徴なのでしょう。
そうできないように巧く誘導されてしまいます。

警察への相談が大げさだと思う場合は、家族や信頼できる第3者に相談し、別の意見を聞くべきです。
その意見が自分とは違う意見だったとしても、聞くのはタダですから、聞いてから行動を起こしても遅くはありません。(犯罪者は今すぐに振り込んでくれと言うでしょうが、それでも誰かにすぐ電話して意見を求めましょう)
日頃から用心し過ぎて損をするということはないでしょう。
万が一の被害に遭い、それから後悔するよりもずっといいでしょう。

2012年2月22日

風呂に行くと泥棒58件 京都の町屋狙う

西陣の呉服問屋など京町家を狙って窃盗を繰り返したとして、京都府警五条署などは17日、京都市中京区壬生賀陽御所町、芸能プロダクション社長の男(48)=窃盗罪などで公判中=を窃盗容疑で京都地検に最終送検したと発表しました。
被害は58件で約1350万円に上ります。
容疑を認めているという。
容疑は08年11月~11年10月、京都市内の呉服問屋などに侵入し、現金を盗んだとされます。

同署によると、男は8年前に芸能プロダクションを設立しましたが、事業に失敗。
借金が約4000万円まで膨らみました。
インターネットサイトなどで窃盗の手口を研究。
妻には「風呂に行く」と言って外出し、木造の町家を狙って盗みに入っていました。

男は「町家は玄関の引き戸が解錠しやすかった」などと供述しているという。
<毎日新聞1月18日(水)16時1分配信より>

今回の事件のように、何らかの共通点があるとそれを利用して、その後犯行を繰り返すケースがあります。
間取りが共通している、防犯対策が共通している、金品の保管場所が共通している、現金が集まる日が共通しているなど。
一度侵入に成功すると、同系列の別店舗や今回のような同業種に連続して侵入・窃盗を繰り返す泥棒がいます。
何かしらのコツのようなものを掴んで、それ以降の侵入に活かし、より効率的で時間短縮した犯行が行えるのでしょう。

ですから、どこかの店や事務所で窃盗事件が発生したとしたら、それは他人事、自分には関係ないという事件ではなく、その泥棒が今度狙うのは自分の店自分の家なのかもしれないと危機感を持つことが大切です。
同じ泥棒だけを警戒するのではなく、その手口を真似て別の泥棒が犯行を行うことも考えられますから、幅広く想定しなけらばならないでしょう。

防犯センサーや防犯カメラを、大金をかけていきなり設置しなさい、と言われるのは抵抗があるという方は、まず危機感を持って、自分の周囲の環境がどうなのかを見直すことから始めるべきです。
その中で、弱点やもろいところ、狙われやすそうなポイントなどが浮き彫りになってくるかもしれません。
まず己を知ることから始めなければ何もできません。

2012年2月21日

高級自転車窃盗 33件被害総額104万円

宇部署は16日、スポーツバイクと呼ばれる高級自転車を盗んだとして、窃盗容疑で逮捕・送検していた宇部市新町、無職の男(50)=窃盗罪で公判中=について、33件約104万円の被害を確認し、捜査を終結したと発表しました。

県警によると、昨年3~10月に宇部市で33件33台の被害を確認。
ルイガノやシボレー、プジョーなど外国メーカーのロードレーサーやマウンテンバイクなどスポーツバイクと呼ばれる自転車がほとんどで、時価10万円のものもあったということです。

駐輪場などに置いてある自転車にかかっているカギつきワイヤなどをペンチで切る手口で、男は「高級自転車を集めるのが趣味だった」と容疑を認めているという。
<毎日新聞1月17日(火)12時25分配信より>

健康ブームや地球温暖化などの問題から、高級自転車が人気のようです。
人気が出て需要が高まると、当然犯罪者が目を付けることになります。
今回逮捕された33件の高級自転車泥棒は、転売目的ではなく、自らの趣味のためだと供述しているようですが、転売すれば相当の利益を得られたでしょう。

犯罪者はこのような需要の高まりに敏感です。
「需要が高まる = 高く売れる = もうかる」という公式に当てはめ、それをタダで仕入れる為にどうすればよいか、盗むのが最も早くて確実だ、と、最終的には犯罪に行き着きます。
人気が出る = 泥棒に狙われると考えてもよいかもしれません。

普通の自転車なら、二重ロックやワイヤにつなぐなどの盗難対策をしていれば、ほとんどの犯行を防ぐことができると思います。
どうしてもその自転車が欲しい、と盗む場合は別ですが、もっと簡単に盗むことができる自転車がいくらでもありますから、普通はそちらの方を盗むでしょう。

高級自転車の場合は、どうしてもその自転車が欲しい、の方に該当するでしょうから、上記のような対策をしていても、泥棒が時間と手間を掛けて盗もうとする可能性があります。
駅などに駐車する場合は、有人の駐輪場や複数の自転車をロックできる装置のある駐輪場を選ぶべきでしょう。
あとは、個別の対策というより、泥棒が犯行を行いにくい環境の周辺に駐車することでしょうか。
近くに防犯カメラが設置されているとか、常に人が行き来し、不審者がいたらすぐに怪しまれる場所、警察署の近くなど。
ただ、駐車してはいけない場所に駐車すると、撤去されることもありますから、注意が必要です。

2012年2月20日

ドアノブ焼き切り侵入 化粧品1500万円盗まれる

17日午後7時45分ごろ、大阪府枚方市香里ケ丘2の「フラワー化粧品店」から、店内にあった化粧品など約1000点などが盗まれたと通報がありました。
商品総額は約1500万円に達すると見られ、府警枚方署は多額の窃盗事件として捜査しています。

枚方署によると、駐車場に面している裏口のドアノブの近くが焼き切られ、ドアが開けられていたという。
17日は定休日で、通行人からの通報で女性店長(54)が駆けつけ、被害を見つけました。
同店は4階建てビル「バーンフリート香里ケ丘」の1階にあります。
1階には6店舗がありますが、被害があったのは同店だけだったということです。
<毎日新聞1月18日(水)1時29分配信より>

泥棒の侵入を許してしまった場合、その後ゆっくりと犯行を行える環境を提供してはいけません。
侵入に成功さえすれば、あとはいくらでも犯行に時間を費やすことができると思われてしまうのは非常に危険です。
泥棒のターゲットになりえるポイントです。

仮に泥棒の侵入を許しても、
防犯センサーが設置されていれば、警報ベル等で威嚇することができます。泥棒自身にも効果はあるでしょうし、警報音が周囲に異常を知らせますから、その後の犯行は継続できません。
防犯カメラが設置されていれば、その存在が泥棒に分かれば、映像を記録している、犯人特定・逮捕につながるという心理的な圧力を与えることができ、犯行の継続を躊躇させることができます。
フォグガードという霧の噴射装置が設置されていれば、センサーが侵入者を検知すると、人体には無害の霧を噴射し、泥棒の視界を強制的に遮断し、その後の犯行は継続できません。

また、このような具体的な防犯対策は、実際に動作して効果を発揮するだけでなく、設置されていることが外部からも分かれば、それだけでその場での侵入を思い留まらせる抑止効果も発揮します。
泥棒にしてみれば、もっと無防備なところ、対策がされていないところを探してターゲットにする方が、心理的にも、物理的にも楽ですし、犯行の成功率が高まり、自らが逮捕される危険性は低くなります。
この点が重要なポイントとなります。

2012年2月17日

養蜂場からミツバチ巣箱盗難 20箱200万円相当

養蜂場からミツバチの巣箱を盗んだとして、城陽署は16日、窃盗容疑で滋賀県守山市幸津川町、家業手伝いの男(80)を逮捕しました。
容疑を認めています。

逮捕容疑は昨年11月26日午後2時ごろ、京都市伏見区の男性(61)が経営する城陽市の養蜂場からミツバチ数万匹が入った巣箱1箱(6万円相当)を盗んだとしています。
この養蜂場は一昨年3月から昨年12月にかけて、9回にわたり計20箱(200万円相当)の巣箱が盗まれており、同署が関連を調べています。
<産経新聞1月17日(火)7時55分配信より>

ミツバチの巣箱盗難、専門知識がないのですが、おそらく盗まれたからと言ってお金を出せば、新しいミツバチとその巣箱が手に入るというものではないでしょう。
何世代にも渡ってミツバチを育て、長い日数を費やして効率的に蜜を集められる環境を作るのでしょう。
お金には到底換えられない被害でしょう。

例えば、侵入窃盗被害に遭った場合、これが必ず被害に遭うと断言できるものはありません。
泥棒の侵入手口によって、窓、扉、シャッターのどれが壊されるか分かりません。(または全部)
侵入後、もし金庫があればそれが狙われる可能性が最も高いのですが、それ以外のものが荒らされ、壊され、盗み出される可能性もあります。
盗まれるのも、壊されるのも、被害後、それが元の正常な状態ではなくなってしまうのは共通しています。

「盗まれるような高価なものは家には何もない」と考える人もいるかもしれません。
しかし、侵入窃盗の被害は、「盗まれる」だけとは限らないということです。
泥棒が侵入しようとしてガラスが割られた、でもそれだけの被害で盗難被害はなかった、というのは実は非常に運がよかったとも考えられます。
シャッター、窓、扉が破壊され、家中が荒らされ、現金や貴金属が盗まれたという窃盗被害のフルコースという場合に比べればの話ですが。

「泥棒」というと単にものを盗むだけと思いがちですが、実際の被害には、破損・汚損(汚される)被害も含まれます。
それらの被害に対する事前の予防策が必要です。

2012年2月16日

民家の庭から花を盗んだ看護師逮捕

他人の家の庭から花を盗んだとして、和歌山北署は14日、窃盗容疑で和歌山市西庄の看護師の女(47)を現行犯逮捕しましたた。
「私が育てた花です」と容疑を否認しているという。

逮捕容疑は同日未明、同市西庄の民家の庭の花壇から、カランコエ2株を抜いて盗んだとしています。
同署によると、周辺では先月から同様の被害が相次いでいました。
警戒を強化していたところ、巡回中の署員が花を手に民家の庭から出てきた女を発見したという。
<産経新聞1月15日(日)7時55分配信より>

自宅や会社の敷地内に、他人が自由に侵入できる環境というのは危険です。
中に入ってきて、今回の事件のように花を盗むということも簡単にできてしまうということです。
自宅の木に生っている柿を子供が盗むというのは、昔の漫画やアニメに出てきそうなシーンですが、現実ではもっと悪意のある泥棒にも変わることが考えられる手口です。

塀の門扉を乗り越えて敷地内に侵入、家人にさえ見つからなければ、敷地内は自由に歩くことができてしまいます。
会社はともかく、ほとんどの一戸建て住宅やマンションでは同じ環境でしょう。
誰もが自由に出入りできるという考え方によっては危険な環境です。

もちろん子供たちが自由に遊ぶ為に開放しているという場合もあるでしょうが、夜間や深夜など時間外もあります。
そのような時間外は制限することで、外部からの侵入者に対しては効果があるはずです。

マンションの場合は、
関係者以外の立ち入りを禁止するためにセンサーを設置し侵入を制限(関係者のみ警戒を切ることができる)、敷地から建物内への侵入に利用されそうな箇所には防犯カメラによる映像の監視・記録などの対策が効果的です。

一戸建て住宅の場合も、
予算が可能であれば、塀の上や塀の内側にセンサーを設置し、周囲を取り囲むことによって、外部からの侵入者対策となります。
玄関に防犯カメラを設置すれば、侵入者だけでなく、不要な売り込みや訪問販売、放火対策にもなるでしょう。

2012年2月15日

大阪 深夜30分間に窃盗事件4件発生

大阪府富田林市と河南町で13日未明、診療所などを狙った窃盗事件が約30分間に計4件発生し、現金計約6万4000円やパソコンが盗まれました。
診療所などは半径3キロ内にあり、勝手口をバールでこじ開けて侵入する手口も共通していることから、府警富田林署は、同一犯の可能性が高いとみて調べています。

同署によると、同日午前3時15分ごろ、河南町神山の歯科医院に何者かが侵入したと警備会社から110番通報があり、ノートパソコンなどが盗まれました。
その後、隣接する富田林市内の二つの診療所とラーメン店も次々に被害に遭いました。
いずれも当時は無人でした。
<毎日新聞1月13日(金)10時31分配信より>

大阪で歯科医院で窃盗事件が発生し、隣接する二つの診療所とラーメン店も被害に遭いました。
4件の被害ですが、わずか30分の間に犯行が行われたということです。
それぞれ具体的な被害額は不明ですが、最初に侵入された歯科医院ではノートパソコンなどが盗まれたということです。

これをみると、泥棒の犯行時間の短さ、そしてスピードの速さに驚かされます。
勝手口をバールでこじ開ける共通の手口ということですが、おそらく乱暴に、激しく、被害者のことなど考えることなく破壊しこじ開けているのでしょう。

とにかく早く侵入し、金目のものを盗み出し、その場から逃げる、これが絶対条件ですから、あとのことなど全く考えません。
もちろん人目に触れることなく、自分の犯行だと特定されない、捕まらないということが前提としてあります。

窓ガラスが割られただけ、部屋は多少荒らされたけど何も盗まれたなかったというのは不幸中の幸いで珍しいケースでしょう。

どのような窃盗場合でも、まず侵入される箇所があります。
窓ガラス、扉、ベランダ、煙突という珍しい侵入場所もあるかもしれません。
無施錠であれば、破壊されることなくそのまま侵入されますが、普通は侵入を防ぐために施錠しています。

それを無理やりこじ開ける、破壊するなどして建物内に侵入しようと考えます。
その時点ですでに大きな被害をこうむる危険性があります。

さらに侵入し、今度はそれぞれの部屋を物色します。
目当ての金品を探すため、部屋中を荒らすでしょう。

大きな金庫があれば真っ先に狙われますが、そうではない場合は、現金などをよく隠している、タンスや仏壇、棚の引き出しなどが狙われるでしょう。
そっと音も立てずに一つ一つ丁寧に開けて、探し出すような泥棒は少ないでしょう。
壊れても構わないとばかりに激しく探します。
その過程で壊されるものも多々あるでしょう。

指紋や足跡、自分の犯行を示す証拠が現場に残されていないかと不安を感じる泥棒なら、犯行後、証拠隠滅策として、放火するという最悪のケースも実際に発生しています。

一口に窃盗事件と言っても、単にものが盗まれたで終わらないケースの方が多いと思われます。
犯行現場は悲惨と言っても過言ではありません。

その時に色々後悔しても時間は戻せません。
万が一の犯行に対して、事前に対策を講じるのは、そのような後悔をすることがないよう、またその可能性を減らす為に行う予防策なのです。

2012年2月14日

万引き母娘 成人式に振り袖で犯行

幸署は9日、窃盗(万引)の疑いで、川崎市宮前区に住む介護職員の女(49)と、無職の長女(20)を現行犯逮捕しました。

逮捕容疑は、2人は共謀し、同日午後8時15分ごろ、同市幸区の書店で、書籍など計12点(約1万8千円相当)を盗んだ、としています。

同署によると、長女は新成人で、当時振り袖を着ていました。
成人の日に合わせ、市内の神社にお参りをした帰りだったという。
女は「娘にぜいたくをさせてやりたかった」と供述しているという。
<カナロコ1月10日(火)22時0分配信より>

親が親なら、娘も娘です。
成人式に振り袖姿で、しかも親子で万引きしたという窃盗事件です。
成人式という晴れ晴れしい舞台の日に、そのような犯罪行為を行うとは、この長女の未来を暗示しているかのようです。
ろくな大人にはならないでしょうね。

それも親の教育が悪いのでしょう。
娘を叱って導いていく立場の親が率先して万引きしようとするのですから救いようがありません。
親子で犯罪を行うという神経が分かりません。
互いにいけないこと、悪いことだと思っていないのでしょう。

このように犯罪に対する認識の甘さ、欠落が見られる事件が増えています。
年齢的には大人でも、精神的に未熟で、大人とは思えないような言い訳や動機を平気で答える犯罪者が多いように思います。
残念ながら一般的な常識が通用しない世の中になりつつあるのかもしれません。

このように普通では考えられない認識の犯罪者が増えていますから、その手口も多岐に渡り、より複雑で予測しにくくなります。
金庫に入れていたのに大金が盗まれた、マンションの高層階に住んでいるのに侵入された、自動車ごと突入して侵入された、など昔では効果があった対策が無効化され、被害に遭う人が増えてきました。
この防犯対策をしているから大丈夫とは言えない、より慎重に対策を行わなければならない時代です。

充分に対策をしているというお宅や会社であっても、常に見直し、もろく弱いところがないかをチェックし、継続して改善策をとらなければなりません。

2012年2月10日

神戸 貴金属店に車が突っ込み2千万円相当奪われる

10日午前2時ごろ、神戸市中央区元町通4の貴金属店に車が突っ込み、乗っていた人物は他の車に乗って立ち去ったと、近所の男性から110番がありました。
店のシャッターが壊されて、腕時計など約100点(約2000万円相当)がなくなっており、兵庫県警生田署は窃盗事件として捜査しています。

同署によると、大阪ナンバーの乗用車がバックで店に突っ込んでいました。
防犯カメラには黒い上着に目出し帽姿の人物が映っていました。
目撃情報によると、数人が白と黒の車2台に乗って逃げたといい、同署が行方を追っています。

現場は神戸市中心部の元町商店街の一角。
<毎日新聞1月10日(火)10時57分配信より>

物理的にこのような侵入犯罪を防ぐことは不可能に近いと言えます。
突入してくる自動車を防ぐシャッターや扉、壁というものは普通の民間企業においては防犯対策としての導入はまずできないでしょう。
侵入を防ぐことができないとなると、あとは、それ以上犯行を継続させない、被害を最小限に抑える為の対策しかありません。

突入してくることによって建物、壁、シャッター、扉、窓が破壊されますが、その被害より大きな痛手となるのが、宝石・貴金属店の場合は、商品の盗難被害です。
数百万円から数千万円にも被害が及ぶことは珍しくありません。
最近は大阪での被害が目につきます。

建物や商品には保険を掛けるなどの対策もしているかもしれませんが、保険料の負担も少なくはないでしょう。
また、侵入者対策として、シャッターや防犯センサーの設置、防犯カメラによる映像の記録を併用して行っている店舗も多いようですが、このような自動車突入の手口に対してはあまり効果が出ていないようです。

侵入された後のことを考えましょう。
侵入後、泥棒がすることは金品を盗み出し、逃げ去ることです。
侵入と同じく逃げるのを捕まえることは難しいでしょうから、残るのは金品を盗み出させないようにすることです。

センサーが侵入を検知すると、人体には無害の霧を噴射し、部屋中に充満させます。
すると、侵入者の視覚を奪い、どこに何があるのかを正確に把握することができず、金品を盗み出すという行為自体ができなくなります。
人体には無害ですので、誤って噴射したことで目を痛めたりすることもありません。
システムの導入には相応のコストが掛かりますが、数千万円もの被害を出すことに比べれれば多くはないでしょう。
興味を持たれた宝石・貴金属店のオーナー様がいらっしゃれば一度ご検討下さい。

2012年2月 9日

大分 消防服の盗難相次ぐ ネットで売買?

大分県内の消防本部から先月末以降、防火衣が相次いで盗まれていることが関係者への取材で分かりました。
各警察署が窃盗事件として捜査しています。

消防関係者によると、11月26日、国東市消防本部の倉庫から防火衣上着1着、手袋1組が何者かに盗まれました。

別府市は12月17日、竹田市は同19日、消防本部の防火衣やヘルメットなどが盗まれました。
別府市は南立石第13分団で倉庫トイレの窓が割られ、防火衣1着とヘルメット一つ▽竹田市の倉庫からは防火衣1着、手袋1組、ヘルメット一つが、それぞれ被害にあったという。

防火衣の原価は5万数千円。ネットオークションでは、8万円近い値札が付いたケースもあるという。

各警察署とも「ネットオークションで売るなどあらゆる可能性も視野に調べる」としている。
<毎日新聞12月22日(木)16時36分配信より>

消防署は火災に対する防災組織としてあり、警察のような防犯目的ではありません。
しかし、警察同様、未然に防ぐ、被害を最小限に抑えることが目的として共通していますから、そこで盗難などの犯罪が多発しているというのは大きな問題です。
組織として信用・信頼が揺るぎかねない事態です。

外部からの侵入者による盗難ではなく、内部の者もしくは内部の事情に詳しい者による窃盗事件だとしても、それは管理体制に問題があると思われても仕方がないでしょう。
外からでも中からでもどちらの犯罪者に対しても効果的な対策を講じなければなりません。

防犯センサーによる侵入者検知、防犯カメラによる映像監視、重要箇所の入退室履歴管理など様々な防犯対策を組み合わせて、犯罪を起こしにくい環境をつくりあげることが効果的です。

2012年2月 8日

16大学で盗みを繰り返していた男 計480万円

東京都目黒区の東京大学駒場キャンパスで現金などが盗まれた事件で、別の大学で現金を盗んだとして起訴された男が関与を認める供述をしていることが21日、警視庁牛込署への取材で分かりました。

同署によると、男は住所不定、無職の男(51)=窃盗罪などで起訴=。
今年2月以降、関東や京都など1都1府6県で、少なくとも16の大学や大学病院に約50回侵入し、現金計約480万円を盗んだと話しているという。
同署は近く、窃盗や建造物侵入の疑いで追送検する予定です。 
<時事通信 12月21日(水)12時56分配信より>

大学というのは、20歳前後の学生だけでなく、年齢に幅のある不特定多数の人が行き来する場所です。
建物の工事などで、作業着姿の中年男性がいることも珍しくありません。
また、職員や教授で年配の人もいますし、全ての人の顔が知られているわけではありません。
犯罪者にとっては、侵入する手間も無く、侵入後も怪しまれることすらないので格好のターゲットとなる場合があります。

今回捕まった男は、1都1府6県の計16の大学や大学病院に50回侵入し、現金480万円を盗み出していた男です。
ずいぶん広範囲で犯行を行っていたようですが、捕まるまでに相当時間もかかり、それまでに被害額は相当増えたようです。

このようにある泥棒の犯行が行われても、その泥棒が捕まるまでには時間もかかりますし、被害者を出し続けるというのが現状です。
1件の窃盗事件が発生し、すぐに犯人が捕まればそれ以上被害が拡大することはありませんが、犯人が賢いのか、なかなか捕まりません。
警察にだけ頼っていては、自分の身が常に危険にさらされている状態にあるとも言えます。
自分でも何らかの対策を講じて、自分の身を守ることが必要です。

2012年2月 7日

トイレ窓の格子外され、金庫500万円盗まれる

6日午前8時40分ごろ、神戸市長田区神楽町の靴製造販売会社で、男性従業員から「2階の事務所が荒らされ、金庫がなくなっている」と110番がありました。
金庫には現金500万円などが入っており、長田署は窃盗事件として捜査をしています。

同署によると、金庫は金属製で高さ50センチ、幅60センチ、奥行き50センチ。
重さは不明だが、移動用の車輪が付いていました。

事務所は5日午後9時から6日午前8時半まで無人でした。
1階トイレの窓の格子が外されていることから、同署は何者かがこの窓から侵入し、2階の金庫を盗んだとみています。
<産経新聞 12月7日(水)7時55分配信より>

またまた金庫盗による現金の大量盗難です。
金庫に保管しているから大丈夫だろうという考えがあったのでしょう。
500万円という金額は大金という感覚なのですが、金庫の中に保管しておく必要があったのか疑問です。

すぐに使うことのない現金を事務所や店舗内に保管しておくのは、金庫がある・なしに関係なく避けるげきだと思います。
毎週のように金庫盗の事件が報道されていますが、それに対する防犯対策強化がどのくらいとられているのでしょうか。

おそらくはうちは関係ない、大丈夫だろうという根拠のない自信によって安心しているのでしょう。
もちろん、犯罪被害とは無縁で、ずっと安全であるという可能性もあります。
しかし、泥棒はどこをターゲットにするか分かりません。
防犯対策をしていない無防備なところは、どこであっても狙われる危険性があるということです。

泥棒は1人ではありませんし、同じ地域で犯行を繰り返すとは限りません。
常に用心、警戒をする必要があります。

2012年2月 6日

5種類の靴を使って忍び込み盗

埼玉県警捜査3課と朝霞署などは16日、窃盗の疑いで、朝霞市朝志ケ丘、無職の男(39)=窃盗罪などで起訴=をさいたま地検に追送検しました。

捜査3課は追送検分も含め、平成18年3月から今年7月までの間、川越市砂の女性会社員(46)方など142カ所で、現金約363万円と、キャッシュカードなど711点(計約45万円相当)を盗む犯行を確認しました。

追送検容疑は、22年9月14日から今年7月8日までの間、川越市寺尾の公務員(44)方など106カ所に忍び込み、現金約254万円と財布など466点(計約40万円相当)を盗んだとしています。

捜査3課によると、三宅容疑者は犯行現場最寄り駅付近に隠した数種類の靴を履き分けて犯行に及んでいたという。
同課は隠し場所から、24~26・5センチの靴5足を押収しました。
男は「犯行後に職務質問されてもかわせるように、隠した靴を使って盗んだ」と供述しているという。
<産経新聞12月16日(金)17時23分配信より>

5足の靴を使い分けて忍び込みを行っていた男の犯行です。
現場に残されて靴跡から、自分の犯行が発覚しないようにと考えてのことでしょうか。

このように原始的とも思える犯行手口ですが、平成18年~今年の7月までの5年間以上142カ所で犯行を繰り返していたということですから、警察の捜査を乱す効果は充分にあったと思われます。
ただ現場の靴跡はごまかせても防犯カメラが設置されており、映像が記録されていたら全く意味がありません。

犯行対象を探す際、防犯システム防犯カメラが設置されているところは避けていたのでしょう。
ホームセキュリティとして、一般住宅でも防犯システムが設置されているところが増えてはきています。
しかし、ほとんどが設置されておらず、窓・扉の施錠、よくて金庫保管が防犯対策として考えられているものでしょう。

窓や扉を施錠しているだけでは充分とはとても言えません。
経験豊富な泥棒なら簡単に突破して建物内に侵入するでしょう。
金庫内保管も一昔前なら、時間が掛かる、手間が掛かると泥棒が敬遠する対策として効果があったようですが、今では複数人で金庫ごと持ち出す手口なども増えてきた為、絶対的な効果は期待できません。
もっと泥棒が嫌がる本格的な防犯対策を取り入れるべきでしょう。

2012年2月 3日

葬儀中の自宅狙った窃盗事件

亡くなった作曲家の三木稔さんの告別式が行われた今月12日、三木さんの東京都内の自宅が空き巣被害にあい、現金などおよそ130万円相当が盗まれていたことが警視庁への取材で分かりました。

映画「愛のコリーダ」の音楽や日本史をテーマにしたオペラで知られた作曲家の三木稔さんは、今月8日、敗血症のため、81歳で亡くなりました。

警視庁によりますと、三木さんの告別式が行われていた今月12日、東京・狛江市の三木さんの自宅に空き巣が入り、自宅から現金およそ90万円やネックレスなど、総額およそ130万円相当が盗まれたということです。

「1階の窓ガラスを割られて、主人のいつも持ち歩いていた財布入りのカバンは、カバンごと持っていかれた」(故・三木 稔 さんの妻)

警視庁は、葬儀中を狙った窃盗事件として捜査を進めています。
<TBS系(JNN)12月15日(木)12時57分配信>

著名人ほど、訃報があった時は新聞等で報道されます。
その際、お通夜・告別式・お別れ会などの日時も掲載されます。
当然、その時間帯は自宅が無人になることが泥棒から見れば予想されるでしょう。
その時を狙って犯行を行うという手口があります。

式場で直接、香典泥棒などを企てる者もいますし、人が亡くなった時は、泥棒にとっては狙い目の一つなのでしょう。
家族にしてみれば、突然の訃報で、悲しみ、動揺していることがほどんどです。
泥棒がその場に居たとしても、それに対する警戒感などは薄れてしまうのは仕方がないでしょう。

泥棒にしてみればそれこそが絶好のチャンスなのです。

タイミングに限らず、弱っているところを狙うのが犯罪者は得意です。
弱点を巧みに突いて犯行を成功させようと企んでいます。
そのような弱みを少しでも減らすようにするのが事前の防犯対策です。
犯罪者に付け入る隙を少なくするのが効果的です。

2012年2月 2日

搭乗記念にもらおう! ライフジャケット持ち帰る

2011年12月11日、香港行きの香港ドラゴン航空(港龍航空)機に乗った中国人乗客が勝手にライフジャケットを持ち帰る事件がありました。
12日、大公報が伝えました。

11日、香港空港の手荷物検査で思わぬ品物が発見されました。
それは航空機に搭載されているライフジャケット。
その女性乗客に話を聞くと、記念品としてもらっていこうと考えて勝手に持ち出したという。

航空会社はライフジャケットの持ち帰りは窃盗罪にあたると指摘しつつも、乗客が誤解がしていたことが原因だとして責任は追及しない方針です。
<Record China 12月14日(水)11時40配信>

最近、海外のニュースとして中国で起こった事件や出来事を紹介することが多いです。
それだけ中国という国、人が特異な存在で、世界的に見ても活発に活動していることが分かります。
話題になるという面だけを見れば、今はあまり元気のない日本も見習うべきところがあるかもしれませんね。

乗客が誤解していたことが原因ということですが、一歩間違えれば立派な窃盗罪になりかねない行動です。
飛行機に限らず、利用客が勝手な判断、解釈で、備品などを持ち帰るケースというのは多々あります。

ホテルや旅館などで持って帰ってもいいのかな?と迷う物もありますが、普通に考えると持って帰ってはいけない物もあります。

誤解と故意、この違いを見抜くのは難しいでしょう。
仮に指摘されても、利用客の返答次第でどうにでもなるでしょう。
それを防ぐのは、防犯カメラ設置など、見ている、見られているという見えないプレッシャーを与えるぐらいでしょうか。

あまり気持ちの良いものではありませんが、防犯カメラに監視されている状況では、人は悪いことはできないものです。